北帰行

シベリアへ帰る白鳥の群れとともに北の地へと続く道をひた走り、昨日この地に帰ってきました。

道すがら、助手席の息子と共にファンモンの桜を聞きつつ、微かに色づいた白樺の梢が目に入ると、こんな北の果てでも春は春、旅立ちの季節の心細さに本当に泣けてきますが、ぐっと我慢です。

これからの仕事のこと、家族の暮らしのこと、すべての責任は私にあります。

覚悟を決めて、18年ぶりのこの地にしっかりと根を張って、とにかく少しでも家族を幸せにしたい、という気持ちです。

研究活動への希望も膨らんでいますが、今はまだ不安の方が勝っています。

荷解きもままならぬまま、辞令交付のために1日には東京出張、その後はあっという間に講義が始まります。

我が人生の後半戦、いざゆかん!